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テーマのある遊びの空間|導入事例|株式会社アネビー

コラム

テーマのある遊びの空間

2019.02.18

これからアネビーの設計部から、「遊び場」をつくるためのこだわりや楽しさをご紹介していきたいと思います。
最初は設計部Mより、遊び場のコンセプトについてお話ししたいと思います。

写真アネビーの設計部では、屋外、屋内にかかわらず、子ども達の「遊び」による成長を考え、あらゆる「遊び」の可能性を探り、それらを実現できるよう日々、努めています。
そして子ども達から愛される「遊び場」をより多く、つくっていきたいと思っています。

そこで私たちは子ども達のための新たな園庭を考える時、まず先生方と一緒に「どういった遊びをさせたいか」、「どういった雰囲気の園庭にしたいか」ということを一番に考えています。
ああでもない、こうでもないと、盛り上がる先生方との話し合いには、実にさまざまなキーワードが飛び出してきます。美しいデザインや教育などで注目の「北欧」や、絵本の世界から「トムソーヤー」、「ドワーフが出てきそうな…」とか、そして昔懐かしい遊びや自然にこだわる「里山の風景」など、なりたい園庭のイメージは本当に無限大!

今回はその中でも特にこだわった世界観を具現化した園庭をご紹介したいと思います。

東京都にある光明保育園。第一から第八まで8つあるそれぞれの保育園で、たくさんの子ども達がいろんな「遊び」を通して、毎日を健やかに過ごしています。
この保育園のすべての園庭に共通したコンセプトは「和の園庭」。
その中でも第五保育園は、寺院・五重塔に囲まれた「和」が身近な環境にあったため、新たな遊具に「ちいさな三重塔」をご提案。
周囲の建築を借景とし、「和の園庭」として調和された遊び空間となりました。
子ども達は普段は走り回ったりしてはいけないお寺や仏塔でも、この「ちいさな三重塔」では心の動くまま、思う存分遊びまわっていいのです!

そんな楽しい「遊び場」を設計する時、重要なのはコンセプト。
私たちはご紹介したような幼稚園や保育園のほかにも、たくさんの子ども達のための「遊び場」を提案しています。
例えば、企業内保育所や公共の公園や施設、スポーツ施設や遊園地など、子ども達がいるところならどこでも!
中でも商業施設のキッズスペースやテーマパークの設計では、コンセプトが明確です。
このコラムを綴っている今は、なんと「忍者屋敷」を考えているんです!

子どもたちが自由に想像し、自分自身の遊びの世界をつくり上げる余地を残しつつ、その遊びの空間に入ったら、自分たちがまるで物語の主人公になったような気分にさせるテーマ性のある遊びの空間というのも、私たちが設計するうえで大切にしていることの一つなのです。

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